宮城県仙台市の小さな小屋で器や手仕事の店を開いています

木・金・土・日 ときどき月よう日オープンしています。







HARAPPAさんへ

先日、会津若松にあるHARAPPAさんへ行って来ました。
HARAPPAさんはお洋服でお世話になっているヤンマ産業さんの
織元で、120年の伝統を受け継ぐ会津木綿の歴史ある工場です。

















縦糸、横糸をボビンに巻き







年季の入った織機にスイッチを入れた途端
話し声が聞こえないくらいのすごい迫力の音をたてながら
いっせいに機械が織りはじめます。






人気の「すいか縞」も、張られた縦糸に横糸のボビンが行ったり来たり。






「はで縞」も縦糸だけだとこんなにはっきりと鮮やかな色合い。







横糸が通ると、とても落ち着いた色合いになります。










東日本大震災をはじめ、数々の災害を乗り越えてきた貫禄の織機が
今もこうして稼働していること。

そしてヤンマさんのお洋服もそうですが、HARAPPAさんオリジナルのポーチや
ストールなどが熟練のかたの手によって縫製され、
製品となっていく過程を拝見して、とても感動しました。

会津という盆地気候で長年改良されてきた会津木綿は、
夏涼しく冬はあたたかいという性質があります。
はじめはゴワゴワとした肌触りですが、お洗濯を繰り返す度に柔らかく、
とろんとした生地に育っていきます。

今ではアパレルメーカーさんからも注目されているそうで、
同じ東北にいる者として、これからも日本の伝統織物である会津木綿が
受け継がれることを願いながらご紹介していきたいと思います。






先日、BSテレビのイッピンでHARAPPAさんの再放送がありました。
番組内で紹介されたエプロンドレスのオーダーを受付ています。
サンプルとして、赤・からし・すいか縞がございますので
ご来店の際にはぜひご覧くださいませ。

他にもストールやバッグ、パンツなども並んでいます。








古い織機、これからも頑張ってね!










HARAPPAさんへ伺うまえに喜多方の食堂つきとおひさまさんへにも寄ってきました。








趣のある古い建物にてカフェと体にやさしい食品などを販売されているのですが、
こちらもHARAPPAさんのお取り扱いがあるのでお洋服や小物がたくさん並んでいました







時間がなかったので何か持ち帰れるものがないか伺ったところ、
車で食べれるようにとササッとお弁当に詰めてくださり
丁寧に愛情のこもったほかほかご飯が最高に美味しかったです。
さらりとこういうことができるかたってほんとすごいなーと憧れます。
喜多方方面へ行かれる際には、ぜひお出かけくださいね。
他にも色々まわり、初めての会津はとってもいいところでした。
HARAPPA - -
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